冬は皮脂の分泌量が1年で最も少ない季節。肌の水分と油分のバランスが崩れ、カサカサの乾燥肌になりやすいので要注意。
そんな冬の間はクレンジングはクリームタイプやミルクタイプがおすすめ。どちらも洗浄力がマイルドで、肌に必要な皮脂を残したままメイクが落とせます。
そして、冬の間はハードなメイクを控えて、洗浄力の強いクレンジングに頼らなくてもいいようにすることも大切なんです。
普段は、落としやすいミネラルコスメを使ったメイクや、ナチュラルメイクでクレンジング負担を減らしましょう。
「ハードなメイク」が冬の乾燥肌を悪化させる
ハードなメイクとは、いわゆる崩れにくいコスメを使ったメイクのこと。冬は夏のように汗をたくさんかきませんし、皮脂崩れもオイリー肌や混合肌じゃないかぎりは起こりにくいです。
冬のメイク崩れの原因は、保湿不足がほとんど。保湿ケアをしっかりして、もし部分的に皮脂分泌が多いなら、部分用の皮脂崩れ対策下地を使いましょう。
クレンジングでは、皮脂崩れ対策下地を使った部分を念入りに洗ってください。
コスメオタクが選ぶ!冬向けおすすめクレンジング3+2
プチプラで購入できるおすすめクレンジング3選
ウテナ モイスチャーコールドクリーム

ウテナ モイスチャーコールドクリーム
保湿成分には、植物由来のアロエエキス、ホホバオイル、オリーブオイルが配合されています。洗い上がりしっとり、つっぱらないので乾燥肌にぴったりです。
クリームのテクスチャーが柔らかく、メイク汚れとの馴染みもいいので、洗い残しなくクレンジングできます。
パラドゥ スキンケアクレンジング
なんと美容成分が89%配合されているパラドゥのミルククレンジング。天然アロマによる爽やかなシトラスの香りで、リラックスしながら汚れを落とせます。
ミルククレンジングは洗浄力がマイルドなものが多いですが、パラドゥのクレンジングミルクは洗浄力も優秀。汚れに素早く馴染んで浮き上がらせ、つるんと洗い流します。
保湿成分にヒアルロン酸と、ヒアルロン酸の2倍の保水力を持つMCキトサンを配合。「汚れはしっかり落としたい、でも乾燥肌だからオイルクレンジングは乾燥しそう……」という方におすすめです。
ラッシュ 俳句
プチプラなのに肌に優しい、主成分がとてもシンプルなラッシュのコールドクリーム。
主成分はアーモンド油、水、ミツロウ、はちみつ、オリーブ油……とほとんどが天然由来成分です。
拭き取りタイプのクレンジングなので、疲れているときに座ったままメイクオフできるのもおすすめポイントの一つ。
成分にこだわる人向け!通販のおすすめクレンジング2選
ビオデルマ サンシビオ エイチツーオーD
W洗顔不要、コットンで拭き取る水クレンジングです。水クレンジングの中では特に人気が高いビオデルマの商品。肌に必要な皮脂を残したまま、汚れだけを拭きとれるので乾燥肌や敏感肌にも負担がかかりません。
保湿成分にキュウリ果実エキス、マンニトール、キシリトール、ラムノースを配合。刺激に弱い敏感肌も優しく整えます。
D.U.O ザ クレンジングバーム
とろけるテクスチャーでメイク汚れをスルスル落とせるバームタイプのクレンジング。デュオのクレンジングバームは、W洗顔不要、マツエクOK!
乾燥も防ぎたいけど、毛穴汚れもしっかり落としたい人はぜひ使うべきアイテムです。毛穴よりも小さい微粒子カプセルが、頑固な毛穴汚れを絡めとり、毛穴詰まりによるニキビや黒ずみを予防します。
美容成分もたっぷり配合されており、24種類の植物成分にビタミンCやヒアルロン酸、ナノセラミドで肌をトリートメント。
パラベンなどの旧表示指定成分・鉱物油・石油系油脂・石油系界面活性剤・合成香料・合成着色料・アルコールフリー、と肌へのやさしさも追求されています。
私の肌が変わった!イチオシ冬向けおすすめクレンジングをPICK UP
チャントアチャーム クレンジングミルク
日本製のナチュラルコスメ、「チャントアチャーム」のクレンジングミルクです。ミルクタイプのクレンジングですが、肌にのせるとなめらかなオイルに変化し、ハードなメイクもするりと落とします。
ヤシ、パーム樹脂から作られるオイル成分や、温泉水、オリーブ果実油など天然由来成分が主成分で、肌刺激もマイルド。天然エッセンシャルオイルの香りで、心地いい気分でメイク落としができます。
クレンジングを変えてから肌がしっとり柔らかく、肌の水分と油分のバランスが整ったのか、メイクのテカリ崩れも少なくなりました。
私の場合は、普段のナチュラルメイクやミネラルメイクでは、このクレンジングミルクを使い、できるだけ肌に負担をかけないようにしています。
チャントアチャームは下記の公式サイトにて購入できます。
ナチュラルオーガニックコスメ専門サイト【nature’s way】>>
ザ ボディショップ サンプチュアス クレンジングバター CA
クレンジングバター、というユニークなタイプのアイテム。肌の上で心地よくとろけ、一度使うとやみつきになる使い心地です。クレンジングクリームよりもなめらかで、肌摩擦が少なく感じます。
ハードなメイクをしても、スルスルと汚れが落ちますが、洗い上がりは乾燥せずしっとり。
肌にやさしいクレンジング方法のポイント
肌の汚れを落としやすい状態にする
クレンジングは、どんなに肌にやさしいクレンジング剤を使っても肌負担のかかる、いわば必要悪のような存在。できるだけ肌負担を軽くするためには、低刺激のクレンジング剤を使うのはもちろんです。
さらに、肌を汚れが落としやすい状態にすると、洗浄力がマイルドなクレンジング剤でも、洗い残しなくスッキリ汚れを落とせます。
肌の汚れを落としやすくするためには、湯船に浸かってからクレンジングするか、ホットタオルを肌に当ててクレンジングするか、どちらかの方法が必要です。毛穴を開き、熱で肌を柔らかくして、汚れを浮き上がらせるようにします。
クレンジング剤は肌に1分以上のせない
クレンジング剤を長時間肌にのせてじっくりマッサージする、という方法があります。肌が強い人は問題ないかもしれませんが、冬のように肌が乾燥しやすい時期は、クレンジング剤を長時間使うと肌に必要な皮脂まで取れてしまうのです。
先ほどご紹介したような方法で汚れを落としやすい状態でクレンジングすれば、長時間肌に馴染ませなくても、スルスルとメイクが落とせますよ。
「すぐに洗い流せば毛穴の角栓、黒ずみがとれないよ!」と思う方もいるでしょう。角栓は油分ではなくタンパク質なので、クレンジング剤の油分ではとれません。
毛穴の黒ずみケアはクレンジングではなく、酵素洗顔や泥パックなどの集中ケアに頼りましょう。
冬の乾燥時期はクレンジングを見直して美肌をキープ!
肌の乾燥が進む冬は、できるだけ肌の水分・油分バランスを崩さないことが大切。そのためには脱脂力、洗浄力が強いクレンジング剤は使わず、マイルドで保湿力の高いクリームやミルクタイプのクレンジング剤を使うのがおすすめです。
メイクも、冬の間は崩れにくいしっかりメイクは回数を減らして、落としやすいナチュラルメイクやミネラルメイクに。
クレンジング剤を変えて、クレンジング意識を変えるだけでも、しっとりもっちりとした肌の手触りがキープできますよ!